こんにちは、パンダラヴァーです。
このサイトのタイトル、そしてプロフィールにしれっと書いている「お題クリエイター」。検索で出てくるタイトル欄にも大きく書いてあるし、せっかくなので今回は「お題クリエイター」とは何か紹介したいと思います。
お題クリエイターとは
お題クリエイターとは、インサイダーゲーム・お題当てゲーム(イエスノーゲーム、アキネイター ゲーム)においてプレイヤーがより白熱したゲームを体験して楽しめるお題を作成する人のことです。
テレビのクイズ番組などでは、出題される問題を作るクイズ作家という職業がありますよね。それと同じようなものです。(言い過ぎ)最近ではリアル脱出ゲームの人気が爆発したこともあり、謎解きクリエイターなる肩書きまで現れ始めました。そんな知的遊戯生産業の端っこのはしっこのはじ、限りなく0に近いニーズに対して勝手に供給者として名乗りを上げているのがお題クリエイターという存在なのです。
さながら気分はあの有名なチョーヤが梅酒販売を開始した際のエピソードと一緒です。今ではコンビニでも買える人気の梅酒も販売開始当時は家庭で作るのが当たり前になっていて酒屋さんに売り込みに行っても「家で作れるものをわざわざ買う人はいない」とけんもほろろに取り合ってくれなかったそうです。
そうなんですよ! インサイダーゲームやお題当てゲームのお題は何であっても楽しいのでわざわざ誰かが作る必要なんてないんです。ゲーム性が優れている証拠ですよね。そんな誰でも自家製可能な梅酒的なるもの「お題」をクリエイトするというのはいったい何のためなのか。脳みそをフル回転させて何とか説明してみましょう。
お題クリエイターのやっていること
ゲームをより面白くする
一番の目的は何といってもこれです。ゲームをより面白く、楽しめるものにするためです。
真に工夫されたお題は、それを設定するだけで正体秘匿ゲームの戦略性が増し、お題当てゲームとしての論理性と発想力が煌きあい、お題を当てた時の快感が最高潮になります。プレイする人に合わせてオーダーメイドのようにフィットしたお題を出すことも可能です。キーワードは「すこし、むずかしい」。(藤子・F・不二雄先生のSF(すこしふしぎ)短編集の真似っこです)
このサイトでは、どのようにしてお題をクリエイトするのか少しずつ解説していけたらと思っていますので興味のある方はぜひお楽しみに!(興味のない方もなるべく読み物として面白い記事を心がけていきますのでたまに遊びにきてください)
インサイダーゲーム・お題当てゲームの可能性を広げる
お題クリエイターにはもう一つ大きな目的があります。それはインサイダーゲーム・お題当てゲームに今以上の魅力がまだまだあることを見つける、ということです。詳しくはお題の作り方をこれから書いていく中で少しずつ明らかにしていきたいのですが、インサイダーゲームのお題はゲーム性から誰でも知っていて答えられるもの、という性質があり比較的平易で単純な言葉で作られることが多いです。しかし、世の中には、世界中には無数の「言葉」が存在しています。インサイダーゲームを始めてしばらく経ったある秋の日、いつも通り一日中ゲームを楽しんだ後、シャワーに打たれながらふと思いました。「外の世界には何が広がっているんだろう?」。優秀なゲームデザイナーによって万人を楽しませるために完璧にデザインされたゲームにはそれ故排除されなければならない外の世界がありました。この世界に探検に出ていくことは大いなる不安もあります。なぜなら、お題クリエイターとして第一に掲げている「プレイヤーを楽しませる」という目的と「お題の可能性を追求する」ということは必ずしも両立できるものではないと思ったからです。私は悩みました。電気の消えた部屋のベッドに腰掛け……
はい、大変失礼しました。謎の独り語りが始まって一体何人の方が途中離脱してしまったのでしょう。(戻ってきて!)
とにかく、色々な制約や前提を取っ払ってもっと面白いお題がないか、探したかったってことです。(一文で済む話でした)
まとめ
ということで今回はお題クリエイターとは何か? ということについて説明させていただきました。正直にいうとこんな記事ではなくて良いお題の作り方とかお題の解説を書いていれば自ずとどういう考えをしているのか、ということはよっぽど伝わったとは思いますが、始めたばかりということで軽い自己紹介代わりにさせてください。もっとゲームの内面に触れた記事でまたお会いしましょう。
それでは、また!