質問の分類 | インサイダーゲーム攻略

質問の分類攻略

こんにちは、パンダラヴァーです。今回はインサイダーゲームのお題当てパートにおける質問の分類について紹介します。プレイしている最中には特に気にする必要もありませんが、お題を作る際やインサイダーでどうやったら上手く紛れられるか、など活かせる場面もあると思いますので参考にしていただければと思います。

質問の分類

とりあえず10の型に分類しました。質問はテクニックに類する部分も大きいので新しい形はどんどんと生まれると思います。

分割型

ある←→ない、などどちらかの回答が出た時、必然的に反対の可能性がなくなるもの。


質量はありますか
目に見えますか など

イメージ図

特徴

分割型の質問は、一回の質問できれいに切り分けができるので序盤から終盤まで有効に使える質問です。ただし、ルートが複数に広がっている場合、一つ一つのあるなしを分割型で訊いていくと質問数が嵩んでいってしまう欠点もあります。
次項の二択特定型の質問と混同しやすいので、本当に分割型なのか確認すると良いです。

二択特定型

二分されるような要素を提示し、どちらが当てはまるかを特定するもの。分割型と違い、はい、いいえの回答が得られた時、もう一択側の回答が確定しない。


(人の性別を分ける)男性ですか など

イメージ図

特徴

出てくる場面の多いこの型の質問ですが、運用にはやや注意が必要です。例にあげた男女を特定する質問「男ですか」について、お題がある特定の人物でその人の性別を特定したいのであれば、分割型の質問になります。しかし、お題が衣服だった際に「(身につけるのは)男ですか」ではいをもらった場合、男女両方が身につけるものだと「女ですか」でもはいの回答が得られるので、イメージ図の様に四通りの可能性があります。これを正確に認識できないまま進行していくと男だけが身につけるものをイメージしながら質問することになり、いつまでも正解に辿り着けないこともあります。一つの回答で、本当に反対側の可能性が無くなったのか考える癖をつけると良いでしょう。

択質問型

無数にある選択肢からいくつかの要素を提示し、正否を問うもの。理論上は何択でも提示できてしまうので四択以上はマナーとして利用しない方がいいかもしれない。


(素材特定)木、布、金属のどれかですか
(購入場所特定)スーパーか家電量販店で買えますか

イメージ図

特徴

可能性が高いものがいくつか浮かんでいてそれをまとめて訊いてしまおう、という型です。序盤のジャンルやルートが定まった後の特定でよく見られます。気をつけて欲しいのは、挙げるべき選択肢がそもそも三つ程度しかないようであれば個別に聞いてしまった方が要する質問数は少なくなります。他の村人が選択肢が浮かんでないような場合では有効な手だと思います。
一番多いのは最終盤、お題になりそうなものが複数浮かんでいて「りんごかイチゴか桃がお題ですか」などのように訊く形です。ここではいが出た場合、最長3ターンで正解が出る形になります。これは私の個人的な主義ですが、正解を出す際は完全に一つに特定して「リンゴですか」「正解です!」と言ってもらう方がお題を当てた満足感も高いですし、三択で正解が確定した後の思考しない特定質問が空しいので私はお題特定の質問で択を提示する方法は極力やらないようにしています。

ルート特定型

ヒントがない状態で引っ掛かりを見つける為に何を特定するべきかを訊くもの。範囲が限定されていない状態から各プレイヤーが当てずっぽうで訊ねていく。


関係の深い場所を特定しますか
人間の行動ですか

イメージ図

特徴

最序盤〜中盤のお題がどこにあるか、頼れる道標が何もない状態で使われる質問です。この質問は制約がない状態で好きに質問できるのでプレイヤーの個性がでますし、またよくプレイしている仲間の間である種のテンプレートができやすいことも特徴です。何のヒントもなく好きに質問できる状態だと、考えがまとまらないことが多いので「過去にやったことのあるゲームで出た質問を流用しよう」という人が多く、それがプレイしている村の個性となってテンプレートになっていきます。お題クリエイターとしてお題を作る場合は、それぞれのコミュニティのテンプレートから逸れるように作るのもテクニックのうちの一つですね。
インサイダー が村を誘導するタイミングとして、この質問で村からヒットが出ない時に早めに対処することはタイムキープの観点として非常に重要です。ですがその分考察パートでこの型の有効質問が取り上げられることも多いので、注意しなければなりません。

範囲特定型

ヒントが落ちている状態から、より小さな枠組みを提示して特定すべき範囲を徐々に縮めていくもの。


(動物特定)哺乳類ですか?
(地域特定)日本ですか? → 関東地方ですか?

イメージ図

特徴

ルート特定型→範囲特定型という流れでヒントを詰めていくのが基本の構造なのでこの型も出番が非常に多いです。インサイダーからするとすでにヒントがあるものを詰めていく作業なので、ここで仕事をしても疑われづらいポイントでもあります。その分、誘導という意味では有効性も控えめですが(村からも簡単に思いつく質問なので)。ただしこの型に関しては範囲をどこまで狭めるべきか、という問題が常に付き纏ってきます。例えば、動物を特定する流れになったとして、哺乳類→ペット→犬まで進んだ場合、特定という意味で最終的には犬種まで進めることもできます。しかしお題には犬種まで特定した方が良いお題(盲導犬、ハチ公など)もありますし、犬だったら何でも良いお題(うれしょん、ドッグランなど)、さらにはペットまでで十分なお題(ペットロス、ペットショップなど)まで様々な特性があります。途中までで十分なものを深掘りしてしまうと、思い込みによって思考も狭まってしまい沼る(有効質問がずっと出ない)ことにもなりかねませんので注意しましょう。

引き返し型

閉じていた有効範囲を引き戻し、重要なヒントがどの部分にあるのかを確認するもの。


犬種は特定せず、要素は犬までで良いですか
東京ではいになりましたけど、他の県も探しますか

イメージ図

引き返し型

特徴

範囲特定型でどこまでの範囲を特定するべきか、という話が出ましたのでそれの解決法がこちらです。次の範囲を狭める前に、「要素は〜まででいいですか」「次の範囲まで(例:犬種まで)特定しますか」のように置き質問を入れるのが通常の使い方です。他のパターンとしては、例えば地域特定で日本までで良いのに「東京都ですか」という質問をされるとGMは東京都も日本の一部としていいえではないのではい、と答えることが多いです。そのまま東京で探してしまい沼ることを回避するために、調整弁として「神奈川県ではどうですか」など他府県の質問が入ると、全ての都道府県ではい、になりますので日本までで良いということがわかります。この型は少し込み入ったお題をやるようになると必須のテクニックといえます。

確定型

一つの要素に対して正否を訊ねるもの。正解だと思うお題を答える時もこの型。


お題はリンゴですか
(素材特定)木ですか

イメージ図

特徴

この型はシンプルで潔い質問の仕方ですね。一つの要素のみの正否を訊ねるのは二択や三択で質問をすることが許容されている以上、少々まだるっこしく感じられる可能性もあります。けれど明確に選択肢が確定している状況では一つずつ確定型の質問で潰していく方が早い場合もあります。注意点をあげるとすれば、この型で得たヒントは一部分であるかもしれないということです。「木村拓哉ですか」ではいという回答を得られたとして、お題が「SMAP」だと確定型の質問で要素を限定したにも関わらずお題は一階層手前、という場合もあるので気を付けましょう。

シチュエーション型

イメージしやすいシチュエーションを提示し、物語的に範囲を区切るもの。


(行動がお題の場合に)無人島に1人でいる人もその行動ができますか
恋人同士や家族、など人間関係を特定しますか

イメージ図

シチュエーション型

特徴

この質問は結構特殊な部類に入ると思いますが、使いこなせると特定できるお題の幅も広がりやすくなりますし、ゲームが有機的になるイメージがあります。例えば人と人が険悪になっているようなお題にしても「修羅場」というお題であれば恋人同士の方が出やすいですし、「果し合い」だと日本の武士の時代、「決闘」なら西部劇もしくは若者の喧嘩などシチュエーションからお題を限定するチャンスはよくあります。注意点としては、提示したシチュエーションの前提条件を適切に伝えないとGMと質問者、その他のプレイヤーでイメージしているものが違ってしまうことがあります。「無人島に1人でいる人もその行動ができますか」という質問では、その無人島がどういうものかをイメージすることは人によって様々になってしまいます。持っているアイテムや生息している動植物、地形などによって可能な行動の幅はかなり変化しますので注意が必要です。この型を使わないと出すのが難しいお題、というのもありますので技術として習得しておくとプレイの幅が広がります。

確認・整理型

自分、他のプレイヤー、GMの認識を統一するために確認するもの。


(今までの要素を並べる)赤くて丸い片手で持てるサイズの果物、で良いですか
日本人の女性歌手、をあげていけばお題がでますか

イメージ図

確認整理型

特徴

賛否両論のある質問の形式ですね。インサイダーゲームは制限時間が結構短いので新しいヒントが出る可能性のない確認だけの質問は時間の無駄、と思われるのは仕方ないかもしれませんね。ただこの「〜ってことでいいですか」という確認の質問が出た際にGMから結構いいえが返ってくることも多く、それは村人が正確にイメージできていなくて勘違いしているということなので、この型の質問によって早めに軌道修正できた、と考えればとても有用です。村全体があさっての方向にいってしまってる時にインサイダーが修正の目的でこの型を使うことも多く。疑われポイントでもあります。あとは質問が思いついていない時に停滞させない意味で使うシーンもたまに見受けられますね。

メタ視点型

ゲーム自体を俯瞰で見た状態からヒントが得られるか探索するもの。


このまま質問していって時間内にお題が出ると思いますか
今回のプレイヤーで持っていそうな人いますか

イメージ図

メタ視点型

特徴

工夫のある質問ですね。特に例の2つめにあげた「プレイヤーの中で〜」のような質問は仲間内でやっているとゲームに友達同士の印象論的な味付けを加えられて、楽しい雰囲気のゲームになります。例の1つめにあげた方は私個人としてはあまり有用でないようにも思うのですが、たまに出現します。質問に全然手応えがない時に早めに別の視点を落とすような水平思考の質問をしよう、と村全体に促す意味もあるのでしょう。

質問の型 復習

・分割型
・二択特定型
・択質問型
・ルート特定型
・範囲特定型
・引き返し型
・確定型
・シチュエーション型
・確認 整理型
・メタ視点型

まとめ

ということで、今回はインサイダーゲームにおける質問を分類、説明してきました。村人で行き詰まった時に違う型の質問をしてみようと思ったり、インサイダーでうまく紛れるために質問の仕方を検討したり、頭の中を整理すると意外に使える場面はあるかもしれません。一番有用なのは「すこし むずかしい」お題を作る時に、出てくる質問を想定する際だと思います。こんな質問の仕方があります、とここにないものを教えてくれるととても嬉しいです。
それでは、また!

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