インサイダーゲーム |お題カード全種レビュー1

ヘッドホンの女の子攻略

こんにちは、パンダラヴァーです。
今回はインサーダーゲームのお題カードに記載されている全てのお題をレビュー、解説していきます。

カードNo.1 冊子カード

マンガ・小説・辞書・手帳・雑誌・教科書
冊子状の紙でできているものがまとめられているカード。慣れていなくても10回くらいの質問で答えまでたどり着きそう。購入場所と素材の特定はどちらが先でも問題ない。素材が紙になれば、本屋さんで売ってますか? くらいの質問は出やすい。
基本ルートは質量がある→購入可能→買う場所:コンビニ・書店→素材:紙

マンガ

購入場所特定では本屋さんよりコンビニの方が先に出やすいのでコンビニの書籍コーナーから探していく形になりそう。マンガをジャンルとして捉えて、作品名がお題だと先読みしてしまい「少年ジャンプから探せますか」など先に進んでしまうとGMも答えづらく沼る可能性もある。

小説

マンガとほとんど同じ。ただコンビニで買えはするけど印象は薄い。コンビニで書籍を探していくと
雑誌→マンガ→小説の順かな。大きな遅れにはならないと思うので問題なし。

辞書

買える場所がコンビニ×で書店へ。書店に売っている本の種類を地道に詰めていけば出る。が、万一の時間切れを気にするのであればインサイダーはどこかでジャンプさせる必要がある。使う人の特定など。本の厚みが一番の特徴なんだけど、そこにいったら怪しすぎる。怪しすぎるからこそインサイダー がそんな質問しない、という風にも持っていけるかな。

手帳

実はこれだけジャンルが違う。他のものは「読む」もので手帳は「書き込む」ことが目的のもの。コンビニには手帳売ってるのかな。といっても素材:紙から文房具にいけば「冊子状の書くためのもの」を挙げていけば比較的出やすいと思う。

雑誌

マンガ、小説とほぼ同じ。コンビニから一番イメージしやすいので一番簡単かもしれない。
雑誌と言っても漫画雑誌、ファッション雑誌、週刊誌など人によってイメージするものが違うのは面白いけどね。

教科書

このカードの中では一番ひねりのあるお題。購入場所が先にきてしまうと混乱するかも。書店でも買えると思うけど印象が薄いし。インサイダー なら買えるルートが開拓される前に「使う人の特定」→学生か「関係のある場所の特定」→学校に持っていってしまう方が後で無理な誘導をしなくて済む気がする。

カードNo.2 身体の部位カード

頭・首・肩・体・手・足
身体の一部分がまとめられた普通に考えれば簡単なお題。ただ少し気になるのが「生物ですか?」と質問された時、GMは「はい」か「いいえ」どちらと答えるだろう。「わかりません」の方が質問者たちは察してくれやすいか? そこさえ問題なければ簡単なお題です。

身体の一部を特定する流れまでいけばすぐに出る。上半身→首から上→頭。

ほとんど頭と同じルート。上にも書いたけれどたまに範囲特定で「首から上ですか?」が出るのでこれには「わかりません」て答えそう。
人間の行動→会社を辞めさせられる、は面白いけどカタカナで渡された時ならできるかな。

他のお題と差がないように見えるけど、一般的には「肩」は【腕の付け根】部分で認識されていると思うので人間特有(類人猿もだけど)の部位なのかもしれない。正解への難易度には影響しないけれどある生物群固有の部位、という概念を提示してくれるところは面白い。
(厳密には四足歩行生物の【前脚付け根部】も肩と呼ぶみたい。認識の多数派はどっちなんだろうね)

実は、このカードの中で言えば一番特殊なお題。体を「生物の一部分」と捉えれば頭部、四肢を除いた部位になるけれど、広く捉えれば頭のてっぺんから爪先までを体と呼ぶこともある。対義をどこに置くかで意味が変わるとも言えるので認識の差異が正答までに軽く影響がありそう。

手も肩と同様、二足歩行生物特有のお題と言えるけれど、ペンフィールドのホムンクルス的に意識しやすい部位ということもあり、簡単。

「足」の示す部位はかなり広い。よく身体の部位特定で「上半身」「下半身」の二元で分けて質問される時があるけれど、出題バランスを考えると「下半身」の領域が狭すぎると思う。まあお題としての「足」は特に難しいところはないです。

カードNo.3 建物の一部カード

壁・柱・床・天井・屋根・屋上
建造物の構造上の部分がまとめられているカード。大きさの特定が少し難しいけど、「人」と比較して大きいでいける。「建物ですか」で「はい」になると建物の種別(居住用、オフィスビル、店舗など)を特定しようという動きになりやすいのでそこだけ注意が必要。何にでも当てはまると思って、どれでも「はい」と答えると決めているとだいたい一番最初に「はい」になった建物の中から探すことになる。自宅になると部屋の特定にいきがちでそこも答えづらい。そういう意味ではGM泣かせのカードかもしれない。

序盤シミュレーション
質量ある→買える-わからない→大きさ特定-人より大きい→建物か乗り物→建物の用途で分ける-いいえ→自宅で考える→一軒家かマンション分ける-いいえ

「壁」は屋内、屋外どちらでもあり得るのでそこでGMが答えに詰まったりするとヒントになるかも。「壁を乗り越える」って言葉があるけどあんまり「壁」が単体で屹立しているイメージって湧きにくいと思う。

普通に住んでるだけだとどこに柱があるかイメージしないので難しいような気がするけど、他のワードと違って「大黒柱」って言葉がお題になりやすそうなものが存在しているのでゲーム中は浮かびやすいと思う。「柱」って聞くとパルテノン神殿が浮かんじゃうのは私だけでしょうか。

家の中でイメージすると一番視界に入っていることが多いと思うのはやっぱり掃除の頻度かな。「どの部屋にもありますか?」が「はい」になると床、壁、天井に目がいくと思うし、そんなに難しいお題ではないかな。

天井

「天井」は言葉の意味から「屋内」限定で使われるワードなところが他のお題との違い。屋外にある天井は大体「屋根」と呼ばれるしね。後はよく照明関係(電球、シャンデリアなど)がお題になる時に通りがかるのでルートに慣れておくと良いかも。

屋根

「屋根」はマンションやビルにはないので、建物の種別を特定に行った際に一軒家に誘導しよう、と意識が働く。で特定されると「一軒家にあって他の建物にはないもの(または他の建物より一軒家の方が明らかにイメージしやすいもの)」からお題を探すので比較的出やすい。

屋上

屋上はどこにでもあるけど、大多数の記憶にアクセスするのであればやっぱり「学校」からいくのがセオリーな気がする。構造の一部がお題になっているこのカードの中で一番暖かみがあるお題に感じる。

カードNo.4 エレメントカード

木・火・土・金・水・空気
西洋の四元素、東洋の五行思想的なるものを集めたカード。もともと物質の構成要素を分類するための切り分け方の話なので、お題としてひとまとめにされているけどそれぞれのお題に到達するルートはバラバラ。そういう意味では質問ルートの経験値を広げられる良いカードなのかも。

1,2分で出そうなお題。「植物ですか」までいって分類わけ(木、草、花など)の質問を出せれば答えが出る。ちなみに余談ですが『植物がお題の際に「生き物ですか」を「いいえ」と答える』という人に何度か出会ってカルチャーギャップに戸惑いました。

このカードの中で唯一「質量のない」お題。物質が急激に酸化する『現象』という捉えかたでいいと思うけど、それが物質の構成分類に含まれているというのは面白い。ただ、質量がない→現象から「火」というお題に結びつきにくいので5分で出すのは結構インサイダーの誘導が必要。「火」を起こす主体の見つけ方、熱や光というワードの落とし、辺りが仕事場所。一般的な世界に落とし込むのなら家から「キッチン」にいくか「ライター」や「マッチ」にたどり着くのがいいと思う。

買えるといえば買えるので購入ルートからの園芸品までいくのが見えやすい。もしくは場所特定から自然の場所(山とか)にいく方が気持ちの良いルート。「土」と「買う」のワードを結びつけるというのがなんとなく不健全な感じがしちゃう。(偏見)

漢字で渡されるので、GMによって解釈が変わるお題(初登場)。「money」と「gold」どっちのルートの方が楽しいのかな。「money」だった場合、「買えますか」が「いいえ」になることが多くて買えないものから「お金」を探すのはシンプルだけど結構楽しい。「gold」だとアクセサリーとかファッションルートにいけばいいけど、化学元素としての金(au)にいっちゃうと離脱者がでそう。笑。

どこからでもいけるけど、一番いきやすいのは飲食物ルートかな。場所で「お風呂」とか「海」からいくのもみえるけど、まあどこにいってもインサイダー がそんなに仕事しなくても良いのは間違いない。

空気

「質量ある」からの「気体ですか」というクリティカルがどこで出るか、という一点だけがポイントのお題。元素を特定しない「空気」というのは基本的に「買えない」で良いと思う(少し前に中国で大気汚染が話題になった時に、空気を缶に詰めて販売してたこともあったけど)。三態を特定にいく質問が村人からでないとインサイダーは少し辛いかな。

カードNo.5 楽器カード

ギター・ピアノ・ドラム・笛・バイオリン・トランペット
一転してシンプルな楽器をまとめたカード。ただいろんな楽器がある中で、音楽ジャンルなどに幅を持たせようとした工夫が感じられる。「学校の教科を一つ特定しますか」という汎用性の高い質問があるんだけど、それさえ言えればすべて「音楽」から簡単にいけちゃう。

ギター

「素材」や「電気使うかどうか」が特定しにくい部分は少し気になるけど難しくはない。アコースティックギターとエレキギターどっちの方が頭に浮かびやすいんだろう。

ピアノ

大きさに特徴があるし、「学校」には必ずあるイメージなのでいろいろなルートが見える容易なお題。色特定からの「黒」「白」でいくのも楽しそう。

ドラム

複数の打楽器をまとめたドラムセットのことを一般に「ドラム」と呼ぶのが他のお題とは少し違う。「バンド」のイメージが強いので芸能ルートもみえやすい。
駅前でバンドが路上活動しているのを見かけたとき、「ドラム」の子だけバケツをひっくり返して叩いてたのが少しかわいそうだった。

学校でリコーダーをやることが多いので、みんなイメージしやすいのかな。それにしてもなんでリコーダーが必修みたいになってたんだろう。地域や時代性で全然違ったらごめんなさい。
あとはスポーツの審判からホイッスルルートも見える。

バイオリン

オーケストラからのルートが一番イメージしやすいお題。素材もおおよそ「木」で良いと思う。カード冒頭の「教科」→「音楽」ルートが強すぎてあんまり書くことがない。

トランペット

金管楽器なところが他のお題との違い。まあでも楽器までいった後は素材「金属」の特定より、「吹く」ことの特定の方が自然だと思う。「天空の城ラピュタ」ルートがみえるけどジブリがどれだけ一般教養としての地位があるのかは未知数。

まとめ

今回はNo.5まで紹介しました!
引き続きお楽しみに!

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