こんにちは、パンダラヴァーです。
インサイダーゲームをもっと楽しむための攻略記事、お題の考察・紹介です。
今回のお題は「ジョン・ドゥ」です。
お題紹介の記事を見る時の各項目の説明です。なんとなくわかるよ、って方は読まないでも大丈夫です。
・お題の評価
お題が出るまでの難易度
S・A・B・Cの4段階です。制限時間内にお題が出るかどうかはインサイダー がどれくらい誘導する為に動くかという要素もあるので、ここでは村人しかいない場合を想定して評価しています。
インサイダーになった時どれくらい動かなくてはならないか、という指標とも言えます。
お題の認知度
低・中・高の3段階です。認知度が高いものならば、どのような場面でも気軽にお題として出すことができます。反対に認知度の低いものは出す時にプレイヤーを確認するなど注意が必要ですが、ルートが変わっているものも多くやりこみ派の方は特に楽しめるかもしれません。
オススメ度
☆の数で5段階です。☆が多いほどオススメのお題になっています。完全に私の主観ですが、お題を当てた時の気持ちよさや正体考察の白熱、言葉としての雑学的面白さなどを加味して評価しています。
・お題の基本構造
お題の因数分解
お題を要素に分解し、わかりやすく図式化しています。言葉の意味をインサイダーゲームで扱う形に変換しているイメージです。
想定ルート
基本構造からお題を出すのにクリティカルな質問を割り出し、お題が出るまでの質問ルートを想定しています。想定どおりにならないのがまた面白い!
・感想 考察
インサイダーゲームのオススメお題! みたいな多くの記事では、単語がとにかく羅列してあるだけでどのような点が面白いお題なのかちゃんを書いてあるものは少なく感じました。実際にプレイしてみての面白ポイントや失敗だった点などわかりやすく解説しています。
今回のお題
『ジョン・ドゥ』
John Doe (男性) とJane Doe (女性) は、人の本当の名前が不明な場合や意図的に隠されている場合に使用される、プレースホルダー名です。米国の法執行の文脈では、そのような名前は、身元が不明または確認されていない死体を指すためによく使用されます。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 注)英語版をグーグル翻訳
お題の評価
お題が出るまでの難易度—–S
お題の認知度—–中
オススメ度—–☆☆☆☆☆ 五つ星!!!!!
特定する要素が多数あって、お題の当てがいのある大好きなお題です。
お題の基本構造
お題の因数分解
想定ルート
質量はありますか? NO
↓
人間の呼び方ですか? YES
↓
老若男女特定
男ですか? YES
↓
職業特定 NO
↓
体の部位特定
上半身
内臓
心臓 YES
↓
死んでいますか? YES
↓
病気? わからない
(事故、事件 YES)※出ればベスト
↓
場所特定
国や地域 YES
アメリカ YES
↓
さらに場所特定
街→警察→モルグ(死体安置所)
山や川、海 ※事故を想定
↓
身元がわからないんですか YES
↓
ジョン・ドゥ
感想・考察
このお題は最も好きなお題のうちの一つです。知名度にやや難があるので、出題しにくいかもしれませんが、「人間の呼称」「男」「死んでいる」「身元不明」「アメリカ(イギリス)」と最低限特定するべき要素が多岐に渡っていて、質問のしがいのある充実したお題です。さらにお題に寄せるための要素として「死体安置所」や「警察、裁判」などの要素もあります。
ここで難易度が上がるポイントが二つあって、一つはそれぞれの特定要素が連携しあってないことです。例えば、食べ物→色→味→材料などは食べ物だと分かった時点で関連づけられるので、三種類の要素だとしても特定に向かう質問は投げかけやすくなります。しかし「ジョン・ドゥ」の場合、人間の呼び方→男、の性別特定までは良いのですがその他の「国特定」「生死の確認」「身元不明という他者から見た要素」というのはお題を知らずに発想するのはなかなか困難でしょう。
それともう一つ、同系統の相反する特定要素がある、と言う部分も質問時にはかなり足かせになります。場所を特定しますか? という質問をすると、国や地域としての場所なのか、街や自然のエリアまたは特定の施設を出すのか、というところで一度確認の質問が入ります。その中で「アメリカ」という地域特定を出した後に「死体安置所」や「裁判所」などの施設としての場所をさらに特定しにいくのはインサイダーみの強い流れになります。「死んでいる」と「身元不明」という状態の特定が2要素ある部分でも同じですね。一度特定し終えた質問を、別の要素を特定するために再度質問する、という流れは実際のゲームプレイ中はなかなか起こしづらいものがあります。
とこのように、いくつものトラップ要素を取り入れたこのお題はお題当て(イエスノーゲーム)をやり込んだ上級者に入ってもらうとちょうど良い、噛みごたえのあるお題だと思います。
まとめ
今回はお題「ジョン・ドゥ」を紹介しました。是非このお題をやったことがないうちに楽しんでいただきたいのですが、紹介するとそれを見た人はプレイヤーとして楽しめなくなる、という大いなる矛盾を抱えたお題紹介という企画に少しの切なさがありますね。ただ、出題してどのようなルートを辿るのか、答えがでるのか、を楽しむという遊び方もありますよね。是非楽しんでみてください。
それでは、また!
犯人の名乗る名前が「ジョンドゥ」ですね。